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お葬式の流れはどのようになるの?~葬儀社への連絡から告別式まで

暮らしと生活
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葬式

地域差のある葬儀方法、お葬式のしきたりですが、でも同じ地域であっても、お寺の宗派が違えばまったく異なるものです。これが宗教自体が違ってしまえば言うまでもないですよね。葬儀に参列する場合には少なからず不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

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葬儀社へ連絡

葬儀社への連絡の項目ですが、連絡をする前にまずやってもらいたい事があります。それは、どんな葬式にしたいか若しくは故人がどんな葬式で送り出して欲しかったのか、言葉に出来る程度のイメージを持ってもらいたいのです。費用をあまり掛けずに密やかに済ませるのか、それとも故人の社会的な立場を重視し、大々的に告知し大掛かりな葬式にするかなど、葬儀社に連絡を入れる前に考えておきましょう。

イメージは葬儀社選びにも深く関わってきます。葬儀社も不得手があり、大々的な葬式が得意な所や、あまり費用を掛けずに小規模ながら隅々にまで手の行き届いたサービスを提供する所など、様々な葬儀社があります。葬儀社に連絡する前に、葬式のイメージや考えを持っていれば選びやすくなり、葬儀社との打ち合わせの時も言葉にして伝えられ、故人又は依頼者の希望通りのサービスを行って頂けるでしょう。

さらに、葬儀社では各々異なったプランが存在しており、価格の安さを重視してのサービス内容や、すこし高価になりますが内容重視のサービスなど各社様々です。それらを参考にして葬式を考えてみてもよいかもしれません。最低限考えておいて欲しい事は、宗教・宗派、参列者の人数の目安、最後に金銭面です。

では、葬儀社に連絡するにはどうすれば良いか紹介をさせて頂きます。
まずは、お住まいの地域の事情に通じた業者か、それから葬式のイメージに合う葬儀社かどうかインターネット等で探してみましょう。いくつか選択できましたら、見積書の提出を要請しましょう。打ち合わせや見積書を作成してくれる社員は、その会社を代表して来ていますので、その社員の印象が良いかどうかでその会社全体の価値が分かる物です。いい加減な社員ですと、後のサービスも期待できませんので、契約は取りやめましょう。

高額な料金を請求するからと言ってサービスが良い訳ではなく、低額だからと悪いと言う訳でもなく、隅々まで手が行き届く葬儀社も存在しますので、時間があるのであれば検討するもの良いでしょう。その他に葬儀社の良し悪しを見極めるポイントとして、全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)に加入しているかどうかも1つの判断材料になってきます。
葬儀社が決まりましたら、契約に移りましょう。

寺院へ連絡

菩提寺又は縁の深いお寺さんに一報を入れましょう。枕経や枕勤めに来て頂くように依頼します。枕経(まくらぎょう)とは、故人の枕もとで終夜読経をしてもらうことです。院号など戒名についてもここで聞いておいても良いでしょう。菩提寺とは、先祖からの位牌を置いているお寺さんのことを言います。もし、檀家としてのお寺さんがない場合は、近所のお寺さんか馴染みの深いお寺さんにお願いしましょう。葬儀社や病院でも紹介してくれる所もあります。

寺院費用とは、読経料や戒名料などになります。

読経とは、経文を音読することです。キリスト教ですと聖典や教典になります。仏教では住職さん、キリスト教では神父さんが故人の前で唱えるものです。寺院や教会によって様々な料金になっています。ただ、キリスト教では葬式費用の中に組み込まれている事が多く、個別に払わなくて良い所が多いです。

戒名とは、住職が故人につける法名です。戒名には格付けがなされており、一般的に字数が長い方が格が上とされています。基本形は「院号」「道号」「戒名」「位号」で成り立ち、戒名と呼ばれているのは、実際は2字で表される事がほとんどです。昨今では上記に記した4つの要素をすべて含めて「戒名」と呼ばれる事が多くなっています。

例えば、「○○院号△△××居士」となり、○○が「院号」で、△△が「道号」、××が「戒名」、居士が「位号」になります。ご覧の通り、戒名は2字で表されております。そのほかの要素は「お飾り」と呼ばれ、このお飾りに格の概念が存在します。お飾りは、故人が生前菩提寺に一生懸命尽くしてくれたことへの恩返しといった内容のものです。お寺に尽くすと言うのは、寄付や懇意で誠意を表す事が一般的であるので、お寺側はお返しをお金で解決できない事があります。

その為、名前に感謝の意を示そうとしたのが「お飾り」という形になった物です。格が一番上の「院殿号」と呼ばれる戒名があるのですが、それにはお寺を1つ2つ建設して下さった方など、とても偉い人でないと貰えない称号になっています。

親族・友人・会社関係へ連絡

通夜・葬式の日取りが決まりましたら、親族に一報を入れましょう。基本的に葬式には「親族の三等親」にまで連絡を入れることが一般的です。「三等親」とは、故人・当人から見て、甥姪、曾孫、叔父叔母、それから故人の曾祖父母までとなっています。故人当人を中心に一等親、二等親、三等親までが当てはまります。最近では家系図ブームなどのようで、インターネットにも家系図の調べ方が載っていますので、ご参照下さい。

次に友人・知人にも連絡を入れましょう。まず故人の一番親しかった友人に一報を入れ、その人に友人・知人の連絡を依頼してしまうのが良いと言われています。故人の友人関係を家族といえどもすべて把握できていないと思いますので、友人の事は友人に任せるのも1つの方法です。また、出身校の同窓会や、故人が親しくしていた学校時代のグループなどにも忘れず連絡を入れましょう。連絡先が分からない場合は、出身校に直接連絡とってもらえるよう話してみましょう。最近は個人情報の規制が厳しいですので、個人情報は入手できない可能性が高いですので、学校側にご確認下さい。

それから職場・会社関係に連絡しましょう。故人が生前親しかった上司や同僚に連絡を入れましょう。故人が社会的な立場で立派な方や重要なポストに就いていた方なら、社葬が行われる場合もあります。そのような方でしたら、出来るだけ早くに会社関係に一報を入れましょう。その場で、生前お世話になったことへの感謝の意も伝えておきましょう。

最後にご近所や町内に連絡を入れます。ご近所には電話ではなく、口頭で伝えましょう。その際に頼みたい事や用件があるのなら一言声かけても良いかもしれません。町内に連絡するには連絡網を利用するのもよいですし、回覧板などで知らせても良いでしょう。直接連絡する必要はありません。それから、自治会などにも一報を入れておきましょう。

納棺・死亡診断書・お通夜の準備

死亡した時に病院側やその場に居るお医者さんから「死亡診断書」なる書類が渡されます。その書類「死亡診断書」を市区町村役場に届け出る事が必要になります。役場の窓口で「死亡届」の用紙を受け取り、記載事項を記入の上「死亡診断書」と一緒に提出します。死亡届は、死後7日以内に提出して下さい。「死亡届」が受理されますと市区町村役場から「火葬許可証」が交付されます。「火葬許可証」が交付されて、初めて火葬をすることが出来るのです。

この許可証がなければ火葬は出来ないため、死亡確定後、速やかに関係書類を役場に提出しましょう。自然葬(樹木葬や土葬)は一般的に一度火葬を通してから行われる多いです。火葬し骨の状態にしてから、骨と分からない状態にまで砕き、その後自然葬に移るといった流れです。

納棺とは、故人の身支度をして棺に納めることです。以前、第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞された映画「おくりびと」が、納棺師の役であることは記憶に新しいでしょう。納棺の時期は明確にはされておらず、死亡診断書が発行されてから通夜に至までの間に予定を立てる事がほとんどです。納棺する時は、近しい親族のみの集まりとなり、納棺師の作法、動向を見守ります。納棺する際に納棺師が、故人にお化粧や着せ替え・湯かんなどを行ってくれます。着せ替えは、白装束だけでなく様々な服装が可能な場合もあります。

通夜の準備に取りかかりましょう。まず、役割分担を決めます。受付係や接待係、駐車案内など各々の役割を決めましょう。すべて葬儀社で行ってくれる所もあります。出棺時の役割分担を決めます。遺族代表、遺影を持つ人、位牌を持つ人、遺骨箱を持つ人、棺を持つ人(4~6名程度)などです。基本的に故人の親族に一等親~二等親の方が主となるでしょう。

通夜

通夜とは、葬式前夜に夜通しで行う儀式のことを言います。故人とごく親しい人や深い関わりを持っている人が集まって別れを惜しむことです。近親者が故人と共に一夜を過ごし、最後の別れを惜しむための儀式となっています。最近では一晩中行われる物ではなくなり、2~3時間程度で終わる半通夜が主流になって来ています。

仏教のみならず、キリスト教なども同様に行われる事があります。キリスト教では、通夜の事を「パニヒダ」と呼びます。

通夜の流れは、来客のお迎えから始まり、住職のお迎え・開式・読経・焼香・読経終了・閉式・通夜ぶるまい、最後に夜とぎとなります。これら一連の事をお通夜と呼びます。葬儀社に一任してあるのなら、弔問客の受付から閉式までの進行役は業者が行ってくれます。その後、親族や関係者のみで通夜ぶるまいと夜とぎになります。

通夜の受付を手伝う時は、まず参列してもらった弔問客に記帳をしてもらい、香典を受け取って管理することになります。これらの事をすべて葬儀社が行ってくれる場合もあります。ご確認下さい。喪主は遺族を代表して葬儀を主催し、通夜・葬式の弔問客の対応をします。喪主になるのは、故人の配偶者、その子ども又は親や兄弟が勤める事が多いです。

通夜に関わらず、葬儀にあたって世話役が必要になる事もあります。世話役は、通夜・葬式の進行の補助や喪主・遺族の手伝いなどになります。大規模の葬式ですと、受付係・会計係・進行係・台所係などの各係が必要になる場合もあるでしょう。葬儀社に一任しても良いですが、その為の費用がかかります。

住職を迎え入れるにあたって、御布施と言う物が発生します。御布施は、宗教関係の違いで多少変わってきます。仏式・神式・キリスト教など、宗派ごとに呼び名は違いますが同じような意味のお金が発生します。

お焼香の仕方は、焼香台の前で右手の親指・人差し指・中指の三本でつまみ、頭を垂れるようにしたまま目を閉じ、額の高さまで持ってきます。これを二・三回繰り返します。お焼香は、各宗派でやり方が違いますのでご確認下さい。分からない場合や不安な場合は前の方の仕方を見ていましょう。

葬式・告別式

葬式・告別式は同じような意味で使われますが、本来は微妙に違う意味なのです。葬式とは故人をこの世からあの世へと渡らせる宗教的儀式です。住職さんが読経し別れを告げるものです。告別式は故人と会葬者が最後のお別れをする社会的儀式となります。会葬者が焼香をして別れを告げるものとなっております。今では同時進行により会葬者や親族の方々の負担が減らせるようになっています。

葬式・告別式の流れは、受付・開式(住職が入場します)・読経・お焼香・弔辞弔電・読経終了・閉式・喪主挨拶・お別れの儀(遺族・親族が中心となり棺に花を手向け故人と最後の挨拶をします)・出棺(棺が霊柩車で火葬場へ出棺致します)これらが葬式・告別式の一連の流れとなります。

住職さんの読経はだいたい40分~1時間以内で終わらせることが多いようです。読経中に告別式も一緒に進行し、全体で1時間~2時間で葬式・告別式が終わります。このような便宜的なパックが葬儀社のホームページで良く目に付きます。読経の途中でお焼香が始まります。その後弔辞が読まれます。お焼香や弔辞は告別式に属するものですので、宗教的な儀式の中に社会的な儀式が織り込まれているのです。

弔辞・弔電は故人の友人や会社の上司・同僚などと、生前故人と関係の深かった方からいただきます。赤塚不二夫さんがお亡くなりになった時、タモリさんが読んだあれです。あれが弔辞と呼ばれます。住職さんの読経が終わり退席した後、喪主が会葬者に挨拶をします。この時の挨拶は、故人の生前の様子や思い出などを話す場になります。ただし、一概には言えず形式的な挨拶の場合もあります。

葬式・告別式が閉式した後は、祭壇に安置されていた棺を式場中央に移し、遺族・親族が中心となり、お花や故人と縁の深い物・愛用の品などを棺の中へ手向けて最後の別れを告げます。この儀式が、お別れの儀と呼ばれるものです。故人とのお別れが終わりますと火葬場へ出棺したします。喪主や遺族が位牌や写真など持ち移動し、続いてお別れの儀によって手向けられた棺を運びます。棺を運ぶ時は場当たり的な役割で勤める事が多いようです。4~6名程度選ばれます。

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