1. TOP
  2. お葬式の費用はどのくらい?

お葬式の費用はどのくらい?

暮らしと生活
この記事は約 11 分で読めます。 368 Views

お葬式の費用のことについて考えたことはありますか?。突然の葬儀の場合には費用についての判断など出来ないのが普通です。来るべき日に備えておくことも必要ではないでしょうか。

スポンサードリンク

葬儀一式

葬儀一式とは、通夜・葬式の祭壇設営、棺、霊柩車、収骨容器、会葬礼状、火葬料、ハイヤー・マイクロバスなど葬儀をするために必要不可欠なものの費用となります。飲食接待費や宗教の費用(御布施)などは含まれません。これらにかかる費用をまとめたプランで提供する葬儀社が多いです。

通夜・葬式の祭壇設営とは、祭壇設営・撤去、祭壇生花、祭壇供物、門標飾りなどになります。祭壇設営・撤去は、通夜や葬式の会場となる所に祭壇や装飾幕を設営するものです。撤去は葬儀が終わり次第撤去させて頂く費用となります。祭壇生花は祭壇に生花を飾ります。祭壇供物は祭壇に果物やお菓子類をお供えます。門標飾りは式場入り口に看板や提灯を設営します。

棺とは、故人を入れておく棺桶となります。使われる材質や彫刻のあるなしにより料金もかなり違ってきます。安い物では桐の素材で5万円ほどからあります。高い物ですと木曽檜の材料を使い職人の彫刻が施されており200万円ほどになります。

霊柩車は、宮型車と洋型車の2種類があり、国産車・輸入車の選択も可能です。霊柩車は車両のクラス・走行距離によって料金体系が変わってきます。搬送費+各車両費+走行距離といった計算式が成り立ちます。ハイヤー・マイクロバスも一緒の会社が提供している所が多いので霊柩車を決めるときに一緒に決めてしまいます。

収骨容器は、大理石・青磁(あおじ又はせいじ)・瀬戸の3種類の素材が一般的で、大理石が一番高く5万円ほどになります。瀬戸がリーズナブルな値段となっており1万円程度から提供されております。

会葬礼状とは、通夜や葬式に参列して下さったお客様にお礼としてお返しする物です。こちらは香典を頂かなくてもお礼としてお渡しする物になります。ハンカチやお清めの塩と一緒に渡す場合もあります。

心付け

葬儀関係で正規に支払う以外の気持ちを表すお金になります。金額はお世話になった度合いなどに応じて異なってきます。

大体の目安は、

  • 世話役に5千円~1万円
  • 世話役代表に1万円~2万円
  • 近所からお手伝いに来てくれた方には3千円~5千円ほど

となっております。

また、霊柩車・マイクロバス等の移動手段の運転手・斎場・火葬場の係員まで渡す場合もあります。これらは3千円~5千円程度となっております。公営の火葬場で心付けを渡す事は禁止されています。また、心付けの金額は地域によって違ってきます。

心付けは、お通夜が始まりますとスケジュールがタイトになりますので、その前に心付けの準備をしておきましょう。

心付けを渡すタイミングは、各々の場・状況で異なります。ここで記載する事は一般的な事ですので、その点をご理解の上参考にして下さい。

世話役又はその代表には、葬儀の合間を見て渡しましょう。多くの場合葬儀が終わった後に渡すことが多いでしょう。各々の世話役に支払う心付けは、世話役代表に一括して渡すのではなく、一人一人に渡しましょう。

お手伝いさんには時間が空いたときで良いでしょう。お手伝いさんは代替においてご近所の方になると思います。葬儀が終わった後でも良いでしょう。

火葬場の係委員に渡すタイミングは、火葬場に着いて棺を火葬炉に入れる前あたりが一般的となっております。ただ、火葬場で精進落しをなさる場合もあります。その時は、ある程度時間に余裕がありますので、お開きとなるまでの間でかまわないと思います。先ほども記載しましたが、公営の火葬場で心付けを渡す事は禁止されております。お気をつけ下さい。

精進落しには配膳係などいます。これらの方にも心付けを渡します。この方々には食事が終わりお開きになるまでに渡します。配膳係には3千円~5千円程度と言われております。

霊柩車の運転手には、火葬場で降車するまでの間に渡しましょう。霊柩車には喪主が乗る場合がほとんどですので、喪主から渡す場合が多いでしょう。

マイクロバス・ハイヤー両運転手には、すべての移動が終わった時に渡すのが良いでしょう。また、葬儀社に任せると言う選択もあます。その際、葬儀社は葬家関係者の目の前で渡すといった心配りをしてくれる所もあります。

搬送費

病院で亡くなられた場合、病院からご自宅まで故人を移動する為の搬送費がかかります。基本料金は9千円からになっております。10キロごとに加算されます。全国霊柩車協会で料金が決められるようです。

昨今では、病院で亡くなられる事が多く、病院から安置場所まで遺体の搬送をする必要が出てきます。ご自宅に安置できるスペースがあるのでしたらご自宅に搬送し、もし安置スペースが確保できないようでしたら、火葬場の霊安室や斎場の遺体安置室、葬儀社の保冷室などで一時預ける事になります。ただその際、別途料金が発生致しますのでご確認下さい。

病院から遺体を搬送する車を寝台車と呼び、ライトバンタイプの車になります。病院からの遺体の搬送費は、基本料金9500円に10㎞単位で加算され、10㎞まで2730円、20㎞まで4860円、30㎞までが7890円となっております。こちらの料金は「全国霊柩車協会」から出された物ですので、すべての会社の搬送料ではありませんので、ご注意下さい。

霊柩車は、基本額+走行距離で決まります。基本額は、葬儀一式の項目にも記載致しましたが、車種クラス+車の装飾レベル+国産車・輸入車といった計算式で基本料金が算出されます。ですので、料金体系もピンからキリまであるのです。変わった所ではバイクに棺が取り付けられている霊柩車や手作りの霊柩車、「人生の最期には超高品質の車両を」といった謳い文句で、メルセデス・ベンツを使った霊柩車などもあります。葬儀社の営業車では無い白プレートをつけた霊柩車が出回っております。本来霊柩車には緑地に白字(事業用)の8ナンバーのナンバープレートが付けられております。

マイクロバスの料金は距離により料金体系が変わってきます。数台のハイヤーを借りるのであるのなら、一台のマイクロバスを追加した方が料金的には安く済みます。
ハイヤーは、外車・国産車で料金体系が異なり、さらに大型車・中型車の違いに乗っても変わってきます。

通夜ぶるまい

通夜ぶるまいとは、通夜がお開きになり住職が退席した後に弔問してくださった方々へ食事やお酒を振る舞う事を言います。故人へのささやかな供養、お清めなどの意味が込められています。

昔から死は恐怖の対象として扱われており死は伝染すると信じられてきました。そのため、死体やそれと接する遺族・親族は死に染まると考えられ、それを清める儀式をお清めと呼びます。葬式に行った後、玄関にはいる前に塩をまくのと同じ意味と考えられ定おります。しかし、今では死者への冒涜として塩をまくことは少なくなっているようです。葬儀社のパックに任せますと、大抵の会社が午後7~8時に通夜を終え、その後通夜ぶるまいへと移行します。

通夜ぶるまいは、供養のためとも考えられております。そのため、通夜ぶるまいで出された食事は口につけるのが礼儀となります。通夜ぶるまいの席では、故人の思い出話が主となります。時間は1~2時間ぐらいとなっております。最近の通夜では午後7時に終わるようなセットとなっておりまして、午後9~10時頃にはお開きになるでしょう。その後は遺族や親しい人だけで故人への餞(はなむけ)とする場合が一般的となっています。お酒が振る舞われるからと言ってあまり羽目を外さないようにしましょう。それから、車で来る方は、お酒は控えましょう。遺族・親族もその旨を理解し、無理にお酒を進めるのはいけません。

通夜ぶるまいの料理にかける資金は、葬儀の規模や地域の習慣などにより異なってきます。昔は精進料理を提供する事が殆どだったようです。昨今では、ピンからキリまで料理の資金の節約は出来ます。安く済ませようとお考えの方でしたら、コンビニや100円ショップなどで紙のお皿やコップを購入し、その皿の上にスナック菓子やピーナッツなどを載せて食卓に出す方法もあるようです。
故人を供養する儀式でもあります。その点を理解の上、通夜ぶるまいを行いましょう。

精進落し

精進落しとは、魚や肉を断ち精進した中陰(ちゅういん)の期間(四十九日間)に区切りを付ける為に存在した習慣です。昨今ではそのような概念も取り払われ、魚や肉はもちろんの事、オードブルやサンドイッチなどで精進落しとする所もあります。子供向けの料理も存在します。

ただ、通夜ぶるまいとは違い、ある程度きちんとした料理を提供する事になります。いろいろな料理があるとは言え、今でも主流は精進料理である事には違いがありません。ですので、一膳幾らの計算になります。料金も高額になってきます。精進落しの料理の資金は3千円~1万円程度が一般的になります。時間の都合で精進落しに着けない方にはお持ち帰り用のお弁当若しくは料理が杖込まれたパックが存在します。そちらは、2千円~7千円程度となっております。

昨今では、火葬場から戻った後、或は火葬場の式場内で宴席が設けられる事が多くなりました。火葬場で遺体が火葬されている間にこの精進落しを行う事が多くなっております。時間や資金面を考えると便宜的で遠方からのお越しの弔問客や親族には良いサービスとなっております。

精進落しは、葬儀でお世話になった住職や会葬者などをもてなす為に料理とお酒を準備します。席次は上座に住職や世話役、続いて近親者や友人・知人、末席に喪主と遺族となります。喪主の挨拶の後、飲食に移ります。喪主・遺族は席を回って一人一人にお礼の言葉を述べます。精進落しにかける所要時間は1~2時間程度です。お開きになった時に住職に戒名料と読経料を御布施として渡しても良いでしょう。火葬場の式場で行われる場合は火葬が終わり次第、お開きになり収骨の作業に移ります。

御布施(おふせ)

御布施は各宗派で違ってきます。御布施はお寺に支払う謝礼の事です。戒名料や読経料が含まれております。戒名料は「寺院へ連絡」の項目でも書き出しましたが、ここでも少し触れておきます。戒名の大部分は「お飾り」と呼ばれるもので構成されております。本来の戒名と呼ばれておりますものは2文字で、構成されている残りの数文字が格を表しているものです。

御布施といった存在は、どの宗教にもありますが、各宗教で名前が異なってきます。仏式の場合は、御布施です。神式の場合は、祈祷料などになります。キリスト教は、献金やミサ料などと呼ばれます。

表書きにする名称も変わってきます。表書きとは、御布施を渡す際に裸のまま渡すのは失礼とされており、その為、包んで渡される事が多いです。そこに記載する文字を表書きと言います。

仏式ですと、御布施・御札となります。
神式では、御祈祷料・御祭祀料・御榊料・玉串料・御札となります。
キリスト教は、献金・記念献金・感謝献金・ミサ・御札となります。
どの宗教でも共通した表書きは「御札」のみとなります。

それから、どの宗教でも御布施を手渡しや直接床に置くことは失礼な事いなりますので、いずれかの方法で包んでお渡しして下さい。仏式・神式では双方同じ包み方になります。お金を半紙の中包みにくるみ、奉書紙(ほうしょがみ)を用いて慶事で使われる包みと同じ折り方をし、水引きを掛けない形で御布施とするのが丁寧な包みかたとなります。

奉書紙とは、コウゾを原料とした和紙の紙の事です。上記に記載した方法が一番丁寧な包み方になりますが、市販の袋や、白い封筒で代用しても構いません。水引きを掛ける際は、白黒又は双銀のどちらかになります。ちなみに関西方面では白と黄色の水引きになります。キリスト教では、白い封筒に入れ、水引きをかけないで渡す事が一般的となります。

香典と香典返し

香典とは、故人の霊前に供える香や花の代わりとする供物の意味合いと、不意の事態にあった遺族への金銭的支援の2つの意味があります。香の文字が使われておりますのは、香や線香の代わりに供えるという意味で用いられております。香典は、香典袋(不祝儀袋)に入れて葬儀(通夜か葬式・告別式)の際に会葬者から遺族に手渡されます。香典袋は、宗教によって使い分けが必要となります。

仏式では、白無地の包みに御霊前や御香料などと表書きし、白黒2色の結び切りか、双銀の銀一色の結び切りの水引をかけます。

神式では香を用いないため香典とは呼ばれません。白無地の包みに、御霊前・御玉串・御榊(さかき)料と表書きをします。白黒2色の結び切りか、双白の白一色の結び切り水引や麻生(あさお)の結び切りをかけます。麻生とは麻や苧(からむし)の繊維で作った糸です。

キリスト教では、白無地の封筒に入れるか、御花料や白百合・十時架などが印刷されている封筒を用い水引はかけません。もしくは双銀の銀一色の結び切りにします。

香典の金額は、故人や遺族との関係性と、今のご自身の地位や年齢などにより変わってきます。故人が両親のどちらかなら5万~10万円程度が一般的と言われております。

兄弟姉妹であれば3万~5万円、それ以外であれば1万~3万円程度になります。

友人や知人、それから会社関係では5千~1万円程度が相場となります。葬儀の香典として出してはならない数字が存在致します。金額や紙幣の数が奇数となるものと、語呂合わせに近いですが、3=惨(さん)、4=死(し)、9=苦(く)など、これらの数字を避けた香典の金額にする事も大切な気遣いとなります。

本来香典とは、霊前に供えるものであるので、香典返しというものは必要はありません。しかし、昨今では忌明け(きあけ)に遺族が香典返しを送る事も多くなってきております。

香典返しの金額は、香典の3割から5割で返す事が多いです。香典返しの品はのりやお茶などの食品やせっけんなどの消耗品などが一般的です。香典返しも葬儀の宗教によって異なります。仏式や紙式では「忌明志」や「偲草」などと表書きをし、白と黒の2色で結び切りをかけます。キリスト教では、「志」「感謝」と表書きし、水引等はかけません。

スポンサードリンク

\ SNSでシェアしよう! /

We Areの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

We Areの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

Editor

Editor

この人が書いた記事  記事一覧

  • 【ズボラの人、注意!】エアコンの掃除をせずほったらかした結果、待ち受けるリスクは?

  • デッドスペースを利用した収納術

  • 幸運を呼ぶインテリア

  • 五感を働かす猛暑対策

関連記事

  • キレイなお部屋は人生を変える~暮らしとインテリアの素敵な関係~

  • 長期出張でのプチ引っ越しで「ゆうパック」を利用した私。その結果は?

  • 衣類・寝具・書籍等の梱包

  • 引越しが決まったら、確認しておきたいこと

  • 新居に引越した当日から2週間以内に行うべきこと

  • お金のかからない7つの猛暑対策